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2013/05/13
今 1兆円の売上を目の前に控え 幹部候補性に配ったノートがある。
これは5兆円を目指し いろいろな人に インタビューをして
経営戦略などを まとめたノートらしい。
それが伝わったのか?伝わっていないのか?
それはこの後5年後くらいのファーストリテーリングの
人たちの成長で 明らかになると思います。
しかし、幾ら 経営者ではない人たちに
経営者の意見を幾ら説明してもわからないことは
沢山あると思います。
経営者の多くが 自分がいつしか 経営者になっていること
従業員との 考えの差が 理解できなくなっていることが
多いと思います。
ですから 一時 ファーストリテーリングの 離職率は
50%を超えていたようです。
半年で店長に抜擢する精度など
向上心のある人を どんどん 上に持っていく精度なども
積極的に採用していましたが
誰も付いて来れなかったようです。
半年で店長になれる。
それは 本来は下克上な世の中ですから
それは正しいのかもしれませんが
人はそれぞれ 求めているものが 違います。
それを理解し、尊重し、評価する事が大事だと思います。
また そこに 何か楽しさが必要なのだと思います。
それは 仕事ではなく プライベートでももちろんいいと思います。
先日もある会社の社長様と話しをしていたのですが
僕らより上の年の経営者は
「 これくらいの仕事は1日でやってしまうよ。 」
と言う事を良く言います。
しかし その一日は実際に一日ではなく
寝るまでが一日であって
その仕事が例え2日かかったとしても
全く眠らずに仕上げてしまうと言う事だった。
最近の人たちからは あまり 聞かない セリフだと思います。
柳井さんの求める所もそこなのではないかと思います。
でも世間は残念ながらそれを求めていない。
そこが 大きく意識の差ではないでしょうか?
経営者になりたい人は、ほんのひとにぎりです。
いや ひとにぎりも居ないかもしれません。
柳井さんは言いました。
「 グローバル企業の脱皮に必要な経営者が育っていない。」
その焦りが 時間をかけることを 忘れ
即戦力の取込を実施し 失敗したと思います。
そのような事を 考える柳井さんも もう64歳。
当然 焦りがあると思います。
今まで全速力で駆け抜けてきましたが
そのスピードは少しずつですが
年と共に落ちてきているのを感じていると思います。
彼が20年先を 考えた場合には もう84歳
きっと 現役でやっているとは思いますが
それは 推測のレベル。
人間年を取ると どんな病気になるかもしれません。
かのスティーブジョブズ氏も 癌におかされていました。
ひょっとすると彼の死が 柳井さんを 焦らせているのかもしれません。
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