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2011/07/09
皆様
おはようございます。
今日はこんな記事を見つけたのでちょっと載せてみました。
今やディズニーにも劣らない程の人気を誇るスタジオジブリも関東大震災をきっかけに今後の方向性を換えていくみたいです。
今までは宮崎駿監督のファンタジー系が主流でしたが、これからは当分ファンタジー系から離れて現実に軸足を据えて映画を作っていくみたいです。
スタジオジブリ最新作「コクリコ坂から」の高校生限定試写会が7月8日、物語の舞台である横浜市にある神奈川近代文学館で行われ、メガホンをとった宮崎吾朗監督が川上量生氏(ドワンゴ代表取締役会長)とともにトークショーに出席。吾朗監督は「しばらくファンタジーから離れると思う」とジブリの今後の方向性を語った。
デビュー作「ゲド戦記」以来5年ぶりの監督作は、「なかよし」(講談社刊)で1980年1~8月号に連載されていた少女漫画が原作。1963年、平凡な女子高生の海(長澤まさみ)は、新聞部の風間俊(岡田准一)や生徒会長の水沼史郎のペースに巻き込まれながら、高校の文化部部室、通称“カルチェラタン”の取り壊し反対運動に乗り出す。やがて海と俊はひかれあうが……。企画・脚本を父親の宮崎駿が手がける。
吾朗監督は「もらったシナリオが実写っぽい設定だったし、普通の女の子にしたかったから、海ちゃんは丸顔で首も太くてがっしりした体格だった。そしたら、宮崎駿に『ヒロインはこんなんじゃダメだ。もっとかわいく描け』って言われて(笑)」とデザイン変更を余儀なくされた経緯を述懐。高校生の淡い恋模様とともに、親子2代の物語も描かれており「僕の親は宮崎駿ですからね……。これはもう、生まれの運命を受け入れるしかない。そこから出発している部分も大きい」と胸中を語った。
ある女子高生から今後のジブリの方向性を質問され、「ファンタジーが作り尽くされている時代。それに大震災という現実を前にすると、生半可なファンタジーは作ることができない。しばらくは現実に軸足を置いた作品作りになるのでは」。60年代と現代の高校生を比較し「内にもっている熱いものは、時代が違っても変わらないと思う。違うのは表への出し方だけ」とエールを送った。
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